夏の過ごし方を決めよう!暑いからこそしたいこと、控えたいこと

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四季がはっきりしている日本。
文明が発展し、季節を感じにくくなっているが、春夏秋冬をそれなりに楽しく賢く過ごしたい。

夏とは

ここでいう夏とは、6月、7月、8月のこと。

夏の区切りは結構難しく、6月はまだ涼しいとか、9月になってもまだまだ全然暑い!いやいやもう肌寒い…など、いつからいつまでが夏だかわかりにくい…そんな季節。

夏の気候

暑い!というのは何度から?を自分で決めておこう

夏は暑い!というのが最大の特徴だが、具体的に「暑い」とは何度くらいからだと考えればよいのか。これは「人それぞれ」だろう。
特に自分は「寒がり(冷え性)」なので、寒いのは苦手だが、ある程度の暑さなら耐えられる。かつては「32度を超えたらエアコンをつける」と基準を定めていたが、今はワンコがいるため、28度から30度でエアコンの出番である。

「暑いな」と感じたら半袖1枚で過ごすが、これも凡そ28度が基準である(それ以下だと、半袖に薄手のアウターを羽織ることが多い)
自分が感じる「暑い気温」を知っておくと、どこかへ出かける時などの服装管理がしやすくなる。

暑い日のペットとの過ごし方

わんこのお散歩はできるだけ早い時間(7時台まで)が鉄則。ワンコとのお食事は店内ペット可のお店限定だが、そこに行くまでの道中すら暑いので控えた方が無難。ディナーならテラスで可能な日もあるが、ワンコの様子を見ながらにしよう。
外出するときは、保冷剤と冷たい水は必須。

外出するなら日焼け対策を

夏は暑いだけでなく日差しが強い。日焼け対策、熱中症対策は万全に。
お散歩にはやはりSPF値50くらいの日焼け止めがよい。目深にかぶった帽子があればドすっぴんでもOK。日傘、アームカバーも。

とはいえ、基本的にはアウトドアでの活動は控えた方が無難。エアコンをかけた場所でのんびり過ごそう。特に真夏(気温32度以上)の14時頃は殺人級の暑さである。

むしろ寒さ対策を

エアコンで適度な室温を保っていたら、夏の暑さは特に怖くない。それよりも冷房で体調を崩しがちなので、羽織ものやアームカバー、レッグカバー、着圧ソックスで対策をしよう。

夏のおうち時間

夏は外で真っ黒になるまで日焼けして、海に山にBBQにキャンプ、仲間と一緒に出掛けよう!…などとはしゃいでいた日もあるが、この暑さと年齢を考えると、むしろ「おうちでシエスタ」的な過ごし方の方が正しい気もしている。夏は意外とおうち時間にふさわしい時期かもしれない。

誕生日の儀式をする

完全に個人的なことだが、夏は自分の誕生日が巡ってくる季節でもある。誕生日は、10代の頃から続けている誕生日の儀式を行う
誕生日の儀式とは、自分のことを振り返り「今の自分」を見つめ直すこと。
10代の頃は「自分に対してQ & A」を作っていた。「自分の体で好きなところは?」「好きな芸能人は?」「一番面白かった映画は?」という具合である…。若気の至りと言いたいところだが、実は今でも時々このQ&Aをやってみたりしている。くだらない質問が多いが、それでも1年前、数年前のQ&Aを振り返ってみると、その時々に考えていたことが浮き彫りになる。
そう、夏は自分にとって「儀式の季節」でもあるのだ。

エンディングノートを見直す

終活の一つとされているエンディングノート。終活というと高齢者がすべきものだと思われがちだが、すべての生物には必ず終わりがあり、それがいつになるのかは誰にもわからない。高齢者の方が死に近い「可能性が高い」だけで、今日は元気でも明日にはこの世にいなかったり、意思疎通ができない状態になっていたりする可能性は、すべての人にある。
そうなったときに、自分の意思を明確に伝えるツールとしてエンディングノートは有効だ
一度書いても、自分が置かれている状況は刻々と変化するものなので、何らかの節目に見直した方がよい。結婚、親の死、病気、子の巣立ち…節目というのは色々あるが、実際の「節目」の時はドタバタしがちなので、「自分の誕生月に見直す」といった、定期的な見直しのルーティンを決めておいた方がよいと思う。

夏季休暇の予定を立てる

お盆周辺で長めのお休みがとれる場合は、しっかりと計画を立てたい。
可能なら「遠出する」ことだが、この時期はものすごく暑い上に、ものすごく人出も多く、しかも全世界で「バカンス」の時期なので海外旅行も混む可能性がある。当然、すべてにかかる費用も高騰している。
そんな中、それでも出かけたい場合を除いて、無理して遠出しないことも素敵なお休みの過ごし方だ。

夏の家事とおうち時間

夏のごはん

夏の疲れを回復する酢のものやマリネ、ニンニク、牛肉。
素麺、ゴーヤ、サラダ、冷しゃぶ。
オーブン料理は火のそばについておかなくてもよいので、案外楽である。

夏の家事

夏、特に真夏(概ね7月半ば~9月半ば)は暑くてダレやすいので、無理して家事をしない、というのは選択肢の一つ。特に庭掃除などは雑草は次から次へと生えてくるので「諦める」ことも大事だ。

逆に、夏だからこそやっておきたい家事もある。

夏の虫対策

どうしても虫が多くなる季節。ペットのいる家庭はむやみに殺虫剤を使わず、ペットにも(もちろん人にも)優しい虫よけをしよう。

  • コバエには…
    • 梅雨の前後にキッチンやゴミ箱に沸きやすいコバエ。まずはゴミ袋の口をしっかり閉める、シンクはきれいに洗う、などの衛生対策をするが、沸いてしまったらアルコール(エタノール)を虫やシンクなどに吹き付ける。殺虫剤を使わずワンコにも優しい虫対策を。アロマを加えてもOK。
  • 窓の虫には…
    • 窓の「ワンコが舐めない部分」には、あらかじめ殺虫剤を吹き付けておくとよい。
  • 蚊には…
    • 蚊取り線香は室内で炊くと臭いが残りやすいので屋外の作業時に。室内では、ベープや虫よけスプレーなどの方がよい。刺されたときのために、ムヒなどは常備する。

洗濯

衣類や寝具の洗濯は普段行っているだろうが、例えばソファカバー、カーペット、カーテン、ベッドマット…といった「厚手の大物」は、干しておけばあっという間に乾く時期に行うとよい。ただし、直射日光に当てる時間が長すぎると生地が傷むので、干す時間や場所に注意。

排水溝の掃除

排水管の詰まりやドロドロの原因になりやすいのは、油である。油は高熱で溶けるため、真冬よりも真夏の方が溶けやすい。排水管が通っているあたりの地中の気温も当然高いため、夏に掃除をした方が効率が良い。
掃除の方法は、軽い汚れであれば重曹と酢を混ぜたものを排水管に注ぎ、お湯を少し注いで30分ほど放置する。その後水で流す(ぬるめの湯でもOK。水を入れたバケツを屋外に置いておくと勝手にお湯になる)。つまりが気になるようであれば、漂白剤や市販のパイプクリーナーなどを使う。