その悩みにこれが効く! 様々なお茶の種類と効能

moon 料理と食事
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お茶、というと緑茶や紅茶など、いわゆる「茶の木」から作られるものを連想する。
しかし、様々な樹木の葉、草花などから作られたお茶もあり、それらを摂取することで、「茶の木」には含まれていない効果を得ることもできる。

頭が痛い、胃が弱い、目が疲れる、痩せたい…といった体の悩みから、何だかぼんやりする、イライラするといった心の悩みまで、お茶は優しく解決してくれる。
どうせ水分をとるなら、自分の悩みに効くお茶を選んでみたい。

その悩みにこれが効く! 様々なお茶の種類と効能

種類効能
ジャスミンティ花の香りが疲れた心を癒し、体のエネルギーの流れもよくする。ストレスからくる頭痛には特に効果的。セクシャルの悩みや婦人科系のトラブルにも。
甜茶花粉症に効くと言われている。甘いお茶。
菊花茶眼精疲労、結膜炎、視力の衰え、目のかすみなどあらゆる目のトラブルに。
柿の葉茶肩こりに。柿の葉に含まれるレモンの20倍以上のビタミンCがコラーゲンの生成も促進。風邪などの日常的な病気を予防したり、血管を丈夫にする作用も。
高麗人参茶(朝鮮人参)
体と心、両方の疲労回復に。解熱、健胃、整腸、血圧調整など
杜仲茶むくみに。体内の機能を活性化して、新陳代謝を高め、余分な水分を排出する。体脂肪や中性脂肪を減らす効果も。腰痛、筋肉や骨を強くする効果が期待できる滋養強壮剤にも引用されている。
黒豆茶耳鳴り、めまいに。ポリフェノールも豊富で体の疲れを軽減し、アンチエイジングにも。
センブリ茶胃腸の働きを活発にして体内のアルコール排出を助ける。二日酔いに。とても強い苦味があるが、
どくだみ茶10の効能があることから十薬とも呼ばれる。利尿作用が高く、老廃物を体外へ出す作業に優れている。抗菌作用もあるので、湿疹やニキビにも。
びわの葉茶健胃整腸作用、解毒作用があり、下痢や食中毒などの胃腸のトラブルに。暑気払いにもよく、爽やかな香りですっきりとした味わい。
はぶ茶腸の働きを整えて消化を促進。便秘や食欲増進したいときにも。香ばしい香りがするので、苦味のあるお茶を飲むときにブレンドすると飲みやすくなる。
プーアル茶消化を促進させるため、ダイエットに。コレステロール値や血糖値を抑える働きも。
ルイボスティーナトリウムなどミネラルが豊富。水だけより効率的に多くの栄養分を体内に吸収できる。体力を蓄え、免疫力のアップにも。
紅華茶漢方では婦人病全般に効く生薬として江戸時代から利用されてきた。血液の循環を良くするので、生理不順、更年期のトラブル、冷え性に。
ウコン茶ウコン(ターメリック)は胆汁の分泌を促すと言われ、肝臓の働きが良くなる成分が入っている。生理不順にも。
ナツメ茶血行よくして体を温める作用がある。不安定の心を落ち着かせるため更年期に。高い栄養価があり、血を養い、胃腸の働きを整える。
ハイビスカスティービタミンCが体の疲れを回復させ、肌荒れにも効果的。生理前のイライラや頭痛、体のだるさなどにのPMSに。
ラベンダーティー落ち込んだ心を癒す効果と怒りを鎮静させる効果の両方を併せ持ち、不安や緊張から解き放つ。リラックスしたいときに。
カモミールティー鎮静作用があり、心を落ち着かせ、心地よい眠りへと誘う。様々な効能があるため、古くから民間薬として重宝され、風邪のひき始め、腹痛や消化不良などにも。
ペパーミントティー脳に刺激を与えて集中力を高め、眠気を覚ます作用があるため、花粉症の頭がぼんやりする症状に。胃もたれや乗り物酔いなどにも。不安感やイライラする心を穏やかにして疲れた心を回復させまる。精神的なダメージからくる食欲不振にも。
ローズティーホルモンのバランスを整える働きがあり、女性らしさを高めるといわれている。心を温かく明るく高揚させ、肌のきめを整え、ハリを持たせる美肌効果も。