春夏秋冬の過ごし方

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四季がはっきりしている日本。
文明が発展し、季節を感じにくくなっているが、春夏秋冬をそれなりに楽しく賢く過ごしたい。

春(3、4、5月)と秋(9、10、11月)の過ごし方

本来なら春・夏・秋・冬と4つに分けて四季の過ごし方を考えるべきだが、春と秋はいわゆる過ごしやすい季節で、過ごし方が似通っている。
もちろん、春なりの、秋なりのイベントや暮らし方はあるので、それらはその都度まとめていきたい。

春とは、3月、4月、5月のこと。

春は…凍てつくような寒さが少しずつ和らぎ、日によっては汗ばむことも。開放感とかやる気に満ち溢れる季節だけれど、やりたいこと、やらなくてはいけないことが一気に押し寄せて空回りしがち…そんな季節。

一方秋とは、9月、10月、11月のこと。

秋は…切なさ、寂しさ、George Winston…などをイメージしていたのは少女の頃、大人になってずいぶん経つ今は、ようやく薄らいだ熱帯的気象からの開放感、またワンコとお出かけできるウキウキ感、そして1年ももう3、4カ月しかないという焦りなど感じていたりする…そんな季節。

いちおう9月も「秋」のカテゴリーに入れてはみたものの、秋というより晩夏、いやまだまだ夏という感覚が強いが。夏のように日差しが強く暑い日もあれば、薄手のコートが必要なほどに冷え込む日もある。
(最近では11月になっても「夏日」なんてこともあり、もはや秋というカテゴリーすら不要な感じに…)

春と秋の時間

春と秋の気候

春と秋の気温は20℃前後(15度~25度あたり)。
といっても、それは平均気温の話で、実際には朝夕と日中の気温差や1日ごとの気温差があり、着るものにも迷ってしまう。
春だから、秋だからというよりも、日々気温や天候の情報を細かくキャッチして、その日に合わせた時間を送るのが賢明。
春秋は服を見直すのに最適な季節。というのは、涼しすぎず暖かすぎもしない服は、3シーズン着回せるから。
真夏、真冬のお洋服は少しずつ季節に合った服に移行させ、衣替えしながらコーデを考え、計画して購入していきたい。
アパレルなどのサイトで「LOOK BOOK」をはしごして、コーデを研究するもよし!

ペットたくさんお出かけしよう

暖かい日はテラスでランチもOKになり、活動範囲が一気に広がる。ワンコと長めのお散歩したり、遠出したり、お出かけが楽しい季節。
わくわくうずうずして、むしろ他のことが手につかなくなったりもするので、季節の初めに「行きたい場所(ワンコとのデートプラン)」をリストアップして計画を立てて、効率よく悔いなく色んな体験をしたい。
25度を超えたら、散歩の時間に注意!。

ティータイムを楽しもう

特に5月は新茶の季節。お茶の専門店でレクチャーを受けながら、今年のお茶を探してみよう。

また、食べ物は季節を如実に反映する。
特にフルーツはお菓子に使われることが多いので、あちこちのスイーツショップがこぞって季節のお菓子を提供する。春は苺、秋は栗。特に秋は、和栗とマロン、和菓子と洋菓子の味わいの違いを楽しめる。マロングラッセ、モンブラン、栗きんとん…お店自慢のお菓子を探しに行こう。

着物を着てお出かけしよう(11月~4月)

気温が20℃を下回ったら、袷の着物の季節。おうち時間の日は着付けの練習をしよう。

春と秋にすべきこと

家事もはかどる季節

エアコンの掃除はこの季節に。カーテンはこの時期に洗うとよい。

ガーデニングとエクステリア

枯れた草木が芽吹き、お庭に緑が戻ってくる! 同時に雑草も茂り始める。虫が出始めないうちに、暑くならないうちに、お庭を手入れしていこう。春の植付は早めに。

春にすべきこと

  • 甥や姪の「お祝い事」があればお祝いを贈る
  • ゴールデンウイークの計画を立てる

秋にすべきこと

  • 手帳を買う(10月)
    • 翌年の予定が入り始めるので、手帳は早めに購入しておこう。
  • 新年の準備をする(11月)
    • 11月は、過ごしやすい季節ながらも冬の足音が聞こえ始める時期。12月は何かとバタバタしがちなので、早めにできることは積極的に手を付けていこう。11月を制するものは1年を制する!

夏の過ごし方(6、7、8月)

夏とは、6月、7月、8月のこと。

夏の区切りは結構難しく、6月はまだ涼しいとか、9月になってもまだまだ全然暑い!いやいやもう肌寒い…など、いつからいつまでが夏だかわかりにくい…そんな季節。

夏の時間

暑い!というのは何度から?を自分で決めておこう

夏は暑い!というのが最大の特徴だが、具体的に「暑い」とは何度くらいからだと考えればよいのか。これは「人それぞれ」だろう。
特に自分は「寒がり(冷え性)」なので、寒いのは苦手だが、ある程度の暑さなら耐えられる。かつては「32度を超えたらエアコンをつける」と基準を定めていたが、今はワンコがいるため、28度から30度でエアコンの出番である。

「暑いな」と感じたら半袖1枚で過ごすが、これも凡そ28度が基準である(それ以下だと、半袖に薄手のアウターを羽織ることが多い)
自分が感じる「暑い気温」を知っておくと、どこかへ出かける時などの服装管理がしやすくなる。

暑い日のペットとの過ごし方

わんこのお散歩はできるだけ早い時間(7時台まで)が鉄則。ワンコとのお食事は店内ペット可のお店限定だが、そこに行くまでの道中すら暑いので控えた方が無難。ディナーならテラスで可能な日もあるが、ワンコの様子を見ながらにしよう。
外出するときは、保冷剤と冷たい水は必須。

外出するなら日焼け対策を

夏は暑いだけでなく日差しが強い。日焼け対策、熱中症対策は万全に。
お散歩にはやはりSPF値50くらいの日焼け止めがよい。目深にかぶった帽子があればドすっぴんでもOK。日傘、アームカバーも。

とはいえ、基本的にはアウトドアでの活動は控えた方が無難。エアコンをかけた場所でのんびり過ごそう。特に真夏(気温32度以上)の14時頃は殺人級の暑さである。

室内で過ごす時間

夏は外で真っ黒になるまで日焼けして、海に山にBBQにキャンプ、仲間と一緒に出掛けよう!…などとはしゃいでいた日もあるが、この暑さと年齢を考えると、むしろ「おうちでシエスタ」的な過ごし方の方が正しい気もしている。夏は意外とおうち時間にふさわしい時期かもしれない。

エアコンで適度な室温を保っていたら、夏の暑さは特に怖くない。それよりも冷房で体調を崩しがちなので、羽織ものやアームカバー、レッグカバー、着圧ソックスで対策をしよう。

誕生日の儀式をする

完全に個人的なことだが、夏は自分の誕生日が巡ってくる季節でもある。誕生日は、10代の頃から続けている誕生日の儀式を行う
誕生日の儀式とは、自分のことを振り返り「今の自分」を見つめ直すこと。
10代の頃は「自分に対してQ & A」を作っていた。「自分の体で好きなところは?」「好きな芸能人は?」「一番面白かった映画は?」という具合である…。若気の至りと言いたいところだが、実は今でも時々このQ&Aをやってみたりしている。くだらない質問が多いが、それでも1年前、数年前のQ&Aを振り返ってみると、その時々に考えていたことが浮き彫りになる。
そう、夏は自分にとって「儀式の季節」でもあるのだ。

エンディングノートを見直す

終活の一つとされているエンディングノート。終活というと高齢者がすべきものだと思われがちだが、すべての生物には必ず終わりがあり、それがいつになるのかは誰にもわからない。高齢者の方が死に近い「可能性が高い」だけで、今日は元気でも明日にはこの世にいなかったり、意思疎通ができない状態になっていたりする可能性は、すべての人にある。
そうなったときに、自分の意思を明確に伝えるツールとしてエンディングノートは有効だ
一度書いても、自分が置かれている状況は刻々と変化するものなので、何らかの節目に見直した方がよい。結婚、親の死、病気、子の巣立ち…節目というのは色々あるが、実際の「節目」の時はドタバタしがちなので、「自分の誕生月に見直す」といった、定期的な見直しのルーティンを決めておいた方がよいと思う。

夏季休暇の予定を立てる

お盆周辺で長めのお休みがとれる場合は、しっかりと計画を立てたい。
可能なら「遠出する」ことだが、この時期はものすごく暑い上に、ものすごく人出も多く、しかも全世界で「バカンス」の時期なので海外旅行も混む可能性がある。当然、すべてにかかる費用も高騰している。
そんな中、それでも出かけたい場合を除いて、無理して遠出しないことも素敵なお休みの過ごし方だ。

夏のすべきこと

夏のごはん

夏の疲れを回復する酢のものやマリネ、ニンニク、牛肉。
素麺、ゴーヤ、サラダ、冷しゃぶ。
オーブン料理は火のそばについておかなくてもよいので、案外楽である。

夏の家事

夏、特に真夏(概ね7月半ば~9月半ば)は暑くてダレやすいので、無理して家事をしない、というのは選択肢の一つ。特に庭掃除などは雑草は次から次へと生えてくるので「諦める」ことも大事だ。

逆に、排水溝の掃除など夏だからこそやっておきたい家事もある。

洗濯

衣類や寝具の洗濯は普段行っているが、例えばソファカバー、カーペット、カーテン、ベッドマット…といった「厚手の大物」は、干しておけばあっという間に乾く時期に行うとよい。ただし、直射日光に当てる時間が長すぎると生地が傷むので、干す時間や場所に注意。

冬の過ごし方(12、1、2月)

冬とは、12月、1月、2月のこと。

10℃以下の日が多い。
寒い、動きたくない、年末年始は忙しい、屋外活動が減る(おうち時間が増える)、あったかいものが食べたい、凍るような空気に背筋がしゃんとする…そんな季節。

冬の時間

寒さ対策

寒い冬は家で過ごす時間が長くなる。
まずは衣服で寒さ対策を。全身ヒートテックボアスリッパ、手の甲の冷えは指なし手袋で対策。
膝掛けは「掛ける」のでなく、大判の膝掛け(毛布)をお尻の下に敷き、足をすっぽりくるむ感じで巻き付けると暖かい。
それでも耐えられなくなれば、エアコンに頼ろう。

レジャーを楽しむ

ウィンタースポーツはもちろんこの季節!
旅行するなら、温泉のあるお宿でおこもりなど。お正月明けは宿がとりやすいが、宿によっては休暇をとっているところもあるので注意。海外旅行もお正月明けは比較的行きやすい。
雪景色を楽しむ旅行は、1月から3月にかけて本格化。
牡蠣小屋に行く。

冬のペットとの過ごし方

寒いと言えば寒いが、真夏に比べるとワンコを連れ出しやすいので、ワンコにも温かいお洋服を着せて、たまにはランチやカフェに行ける。
お散歩は午後からがベスト。

おうち時間

冬は「おうち時間」が楽しめる季節。

  • 読書や映画
    • 見ようと思っていた映画や、読もうと思っていた本をゆっくり楽しむ。
  • 断捨離、掃除
    • 不要なもの、汚れているものは、家の中の空気を淀ませる。おうち時間の中で片づけてしまおう。
  • 勉強
    • 資格や仕事のための勉強だけでなく、自分の好きなこと、やってみたいことについて学んでみる。例えば、着付けの練習など。
  • 年末年始には「1年の計」を立てる
    • これからの人生でやりたいこと、すべきことをリストアップする。それらをすべて1年で達成するというより、そこから優先順位をつけて「何月に○○しよう」「○○までやろうとしたら時間が足りないので、ひとまず保留にしよう」などと考えていく。

冬のすべきこと

冬には一応「冬休み」というものがあるが、主婦は家事をすべて休んでゆっくりすることはできない。むしろ、通常よりも気ぜわしいことも多い。冬は寒く、特に水仕事はしたくないし、年末は色々と気忙しいことも多いため、できれば大掃除は春秋のうちに片付けてしまおう。

お庭の手入れは「準備」段階に

お庭の手入れもしばらく休止。けれど、春になって慌てなくてよいように、苗を見に行ったりガーデニングプランを立てたりする。苗を植えたい場合は探しに行こう。

冬の行事とすべきこと

クリスマス、お正月のお料理

  • おせちっぽいもの
    • 田作り、栗きんとん、黒豆、数の子、なます、ごまめ
  • 煮物(いろんな具材が入っているので、作っておくと豪華で楽!)
    • 筑前煮、シチュー、カレー、おでん、すき焼き、焼肉、しゃぶしゃぶ、ポトフ
  • シーフード
    • イカの照り煮、ブリの照焼、エビ(有頭エビの旨煮、塩ゆでなど)
  • 肉料理
    • つくね、チキンバー、唐揚げ(ゴマ唐揚げ)、牛肉の野菜巻き、豚肉の紅茶煮、ウィンナー、からあげ、紅茶豚(鶏)、サラダチキン、豚の角煮、鶏の照焼、タンドリーチキン、ポークチョップ、ローストビーフ、ハム
  • 口直し、野菜料理
    • なます、酢の物、ピクルス、おひたし、スモークサーモンとオニオンマリネ、ポテトサラダ、レンコンきんぴら・甘酢漬、ゴボウきんぴら(大きめに切ると豪華)
    • 彩り用にブロッコリー(冷凍でも)
  • その他
    • 蕎麦(年越し用)
    • 餅(雑煮、その他用)
  • お屠蘇の準備
  • しめ飾り