様々なものの洗い方
毛布 (アクリル100%毛布、綿毛布)
- 弱アルカリ性の液体洗剤、柔軟剤、液体酸素系漂白剤をすべて洗濯機に入れ、通常通り洗う。
- 毛布は、直接肌に触れるものなので、除菌目的で漂白剤は使用する。
- 脱水は3分でOK。干す時は逆三角形にすると乾きやすい。
枕 羽毛、綿、ポリエステル(そば殻、パルプ、低反発はx)
- たらいなどの容器(お風呂でもOK)に50℃のお湯を張り、基準の10倍の酸素系漂白剤を入れてよく溶かす。すすぎが楽になるように、界面活性剤を使わず、泡切れのいい粉末酸素系漂白剤を使う。
- 枕の表面を15分ずつ浸す(中までしみ込まなくても大丈夫)。
- よくすすいだら、パウダーリンスを溶かした液に枕を浸して中和させる。
- 脱水をかける場合は3分。
- 干して乾かす。2本のハンガーを使って干すのもお薦め。
カーテン
- 水に粉末洗剤を入れて約3分回し、乾かす。
- 金具を外したカーテンをネット(2重タイプ)に入れて、通常通り洗濯機で洗う。
- 汚れに固形石鹸を直接こすりつけて、ブラシでこすってから洗濯機へ。
レースカーテン
- たらいなどの容器に50℃のお湯を張って粉末漂白剤(基準の5倍)をよく溶かし、液体洗剤(もしくは粉末石鹸を溶かし)を入れ、金具を外したレースカーテンを20分つけ込む。
- ネットに入れて、洗濯機で通常通り(液体洗剤+柔軟剤を入れて)洗う。
- お湯の温度50度が汚れを落とすポイント。洗濯絵表示の確認も忘れずに。
ダウンコート
襟などの汚れ部分のみは、エタノール+お湯で拭けばきれいになる。
ファー&フェイクファー
- ファー(ふき取り洗い)
- 洗面器にお湯を張り、コンディショナー(人間の髪用、1~2プッシュ)を溶かす。
- コンディショナーをしみこませたタオルで、ファーの表面の汚れを優しく拭き取る。
- フェイクファー(つげ置き洗い)
- 洗面器に水と液体洗剤と液体漂白剤を入れ、回したり押したりして5~10分洗う。
- きれいにすすいだら柔軟剤につける。
- ファー、ファイクファーともに乾かした後(ドライヤーで乾かしてもOK)、犬用ブラシでとくとよい
ブラウス(綿100%)
- 脇や全体の黄ばみ
- たらいなどの容器に50℃のお湯を張り、粉末洗剤と酸素系漂白剤(基準よりやや多め)を入れる。
- ブラウスを15~20分つけ込む。温度が下がらないようにふたをするとよい。
- 衿汚れ、ひどい黄ばみ
- 洗面器に約90℃の熱湯を張り、紛末洗剤と酸素系漂白剤(基準よりやや多め)を入れる。
- ブラウスの衿の部分を5~10分つけ込む。
- 洗濯機で通常通り(よく溶かした粉末洗剤+柔軟剤)で洗う。
来シーズン黄ばみが出にくい洗い方
- 50℃+粉末洗剤洗いをして収納する
- 着用前に襟や袖に天花粉をはたく
洗濯板で洗う方法
本洗いの前に、洗剤や道具(古い歯ブラシやヘラなど)を使って部分洗いや浸け置きをする。
本洗いは汚れの少ない入り白いものから始める。
- 洗濯板に汚れた部分を乗せて、洗濯板を片方の手で洗面器や洗面台に固定する。
- 水と洗剤を染み込ませた衣類を、板のギザギザ部分に乗せて、反対の手で洗剤液に浸しながら生地を擦り合わせる。
- 一カ所10~20回を目安に上下させる。
すすぎは一枚ずつ水の中で広げ揉んだり押したりする。汚れを確認しながら水を取り替える。
柔軟剤を使う場合はすすぎの後で。
- デリケートな衣類はゴシゴシ洗わない。
- 伸びやすい部分はあらかじめ内側に織り込みたたんで洗う。
- 洗面器や洗面台のシンクなどの容量を調べ、洗剤と水の分量の目安を把握する。
- 手荒れが気になる場合は手袋をする。