肌の悩みと正しいスキンケア
スキンケアの歴史
若い頃―具体的には14歳くらいから30代終わりくらいまで、私はまったく肌に自信がなかった。
一言で言うと「汚肌」である。誰かとの会話の中で「肌」が話題になると、巧みに別の話に誘導していたほどだ。
ニキビ、吹き出物、オイリー肌との闘い
10代の頃は、オイリー肌で顔面中ニキビだらけ。「思春期 ニキビ」で検索すると、痛々しいくらいに顔中がニキビで覆われた症例が出てくるが、あれが私だった。
20歳くらいになると幾分落ち着いたが、吹き出物はしょっちゅう出るし、ベッタベタのオイリー肌と赤身、毛穴が顔中を覆い、ニキビ跡は消せなかった。有名な皮膚科に通い、高い化粧品を使っても、10代の頃の痕跡は消えることはない。
30代に入って、年齢による劣化も加わると、さらにひどいことに。30歳の頃、派遣社員として勤務した会社では「38歳くらい?」と本気で言われたくらいだ。
肌に自信が持てず、自分の人生の中で諦めるしかない、と思っていた時―
とある化粧品と出会い、急速に肌がきれいになっていった。
今では「肌がきれい」という、一生自分には縁がないと思っていた誉め言葉を、あちこちからかけられるようになった。
嘘みたいだが本当の話だ。
「かわいいは作れる」し「きれいも作れる」のだ。
参考になるかわからないが、私のスキンケアについて書いてみよう。
ニキビ跡と赤身が消えた! 驚きの化粧品
出逢ったきっかけは忘れたが、ロート製薬の「メラノCC」を知って使い始めた。
もちろん、それを使う前にはあらゆる「ニキビ跡に効く」という薬や化粧品を試していたが、効果は感じられなかった。
個人の感想なので、万人に効果があるかどうかはわからないが、使い始めて1か月で、びっくりするくらいに顔全体の赤身が消えた。
洗顔は洗顔料よりも洗い方を重視!
メラノCCを使っていたのと同じ時期、洗顔の仕方も変えた。
それまでもしっかり洗っていたつもりだったが、しっかり過ぎたようだ。しっかりすべきところは「泡立て」で、ふわふわな泡を「優しく」肌に乗せ、「決して指と顔が直接触れないよう」に洗う。
要するに、肌に与える刺激を極力減らす。
本来は、高価な洗顔料を使う方がよいのだと思うが、余程変な原材料が含まれていなければ、「泡立て」に気をつければ何でもよいのでは、と私は思っている。
高価な洗顔料の方が「もっちり、しっかりした泡が立ちやすい」し、洗いあがりも突っ張らずしっとりしている、という事実はあるが。
この2つは、私の肌が劇的に改善しはじめた頃、やっていたことだ。
エステには行かない
40歳になったとき、これからはエステにでも行って自分をきちんとメンテしよう、と考えた。だが、結局行くことはなった。
理由は、エステは1度行って終わりではなく、ずっと生き続けなければいけないから。私の性格上、だんだん面倒になって、例え回数券等が残っていても行かなくなることが分かっていた。
面倒なものは面倒なので、自分でも馬鹿だと思うが仕方がない。
基礎化粧品については…
エステの代わりに、良い化粧品を使おうと決めた。
お金がない頃は、「ちふれ」などを使っていたこともあった。それで十分きれいな肌を保っている人もいるが、汚肌出身の私は、やはり高価な化粧品の方が効果が出やすい。
ファッションや持ち物にはお金はあまりかけないが、唯一、スキンケアだけにはお金をかけてもよい、と私が許している。
使っているのは百貨店で購入する「高価な」基礎化粧品だが、例えば1万円の化粧水を買っても、それは1、2回程度でなくなるものではない。1か月使えたとしたら、1回300円。高いと言えば高いが、エステよりはずっと安いし、どのみちスキンケアは毎日きちんとした方がよい気がする。
そういうわけで、私にとっては高価な化粧品を使い続けているおかげかどうかはわからないが、当社比では何とか肌を保てている気がする。
気がする…だけでもよいのだ。自分が満足していれば。
自分を大切にするためにも、スキンケアは「自分と向き合う」大切な行事だ。
基礎化粧品をご紹介
ステマでも何でもないが、ついでに化粧品を紹介しておこう。
私が20代の頃に出会い、金欠時代には遠ざかっていたが、40代になって再び使うようになった、その化粧品とは…アルビオンである。
アルビオンより、もっと自分に合った化粧品があるかもしれないが、探すのも試すのも面倒くさいので、ここ10年ほどはアルビオンがメインだ。
洗顔
目指すのは、持っちりしっとり感、泡切れの速さ
洗顔(汚れを落とせる、刺激が少ない、できれば泡立ち泡切れがよい、保湿はあったほうがよい※突っ張らない、
- 基準:カネボウ dew(柔らかい使用感でしっとりする)
- 無印(可もなく不可もない)
- dプログラムエッセンスインクレンジングフォーム 普通
- オバジ アクティブベース クリア ウォッシュ(テクスチャ固め)
- ビタミンCケア
- ドクターシーラボデルマサージVC100
- コンセントレイトダブルリペアセラムVCショット
レビューは、ある一つの製品を「基準」として、それと比べたものにする。基準はずっと同じものではなく、良い製品に出会ったら、それを再度基準とする。
日焼けどめ
- フェイスプロテクター/アンプリチュード
- SPF50+•PA++++ 50g ¥4,950
- UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア/ラロッシュポゼ
- SPF50+・PA++++ 30mL ¥3,960
- サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC/コスメデコルテ
- SPF50。評判が良い。 3300円。
下地・ベースメーク(SPF高め)
普段のメイク:CCクリームかUV下地(BBクリームはペンキのようになる)
- ホワイトフィラクリエイター
- エクシアラビダリストメイクアップセラム
- 凹凸をなくす。コンシーラー不要。
- リング・ライト・エフェクター/アルビオン
- ★サンシェルターマルチプロテクション トーンアップCC 10/コスメデコルテ
- SPF50+・PA++++ 35g ¥3,300
- これ1品でもカバーカ抜群。
- ドラマティックスキンセンサーペース NEO ヌーディーページュ/マキアージュ
- SPF50+・PA++++25mL V2,970
- 自然なカバーカを求める人に。皮脂と水分の量を調整し、化粧崩れを防ぐ。
- スキンプライトクリーCC/カバーマーク
- SPF50+-PA++++全2色各 25g4,180
- 肌が美しく見える彼膜を作り、理想の肌質感とツヤを再現、
- ウォータリイ フィルミック ファンデーション/エレガンスコスメティックス
- SPF50・PA +++全6色30mL 各¥6,600
- 極薄腹で肌を包み、毛穴の四凸をカバー。
- トランシーノ薬用ホワイトニングCCクリーム
- SPF50-PA++300g2860
- 第一三共ヘルスケア美白有効成分配合でシミケアも。ウォータープルーフ。
- ナチュラグラッセメイクアップクリーム
- SPF44-PA+++全2色30g3,080
- ネイチャースウェイ 光を操りソフトフォーカス効果で美肌を演出。石せんで落とせる。
- アリィー クロルビューティ カラーチューニング
- UV03SPF50+-PA++++40gV1,980/カネボウ化粧品
- 汗や水、こすれに強い処方。色ムラや毛穴をカバー。
- モイストデイカラーナチュラル
- SPF40・PA+++30g3,300/ラフラ
- 色付きのUVオールインゲル。ナチュラルは毛穴対策。
- スキンブライトクリーCC
- SPF50+-PA++++全2色各25g4,180/カバーマーク
- 肌が美しく見える彼膜を作り、理想の肌質感とツヤを再現。
- モイストデイカラーナチュラル/ラフラ
- SPF40・PA+++30g3,300
- 色付きのUV オールインゲル。ナチュラルは毛穴対策。
- トワニーリズムカラーウェア 01 /カネポウ化粧品
- SPF31-PA+++30g ¥4,400
- 黄ぐすみを隠して、健康的な血色感をプラス。
- インフィニティリフト&トーンアップペース /コーセー
- SPF25・PA++ 30g ¥4,400
- ハリツヤのある肌をキープ。
- ミネラルフレッシュスキンリキッド /エトヴォス
- SPF32-PA+++25mL ¥4,400
- 素肌に近いセミツヤ質感。高保温処方
- シンビュルテ アンピシャス ピューティーセラムファンデーション/JIMOS
- 全2色 30g 各¥6,600
- ウォータープルーフ処方で高いラスティングカ。圧倒的なツヤとカバーカで美肌を叶える。
- RMK スキンティン下/RMK Division
- SPF20-PA++ 全2色 30g 各¥5,280
- 保温パックをしているような心地よさ。下地なしでも使える。
汗止めクリーム
メイク前に汗止めクリームを、皮脂腺の多いフェイスラインや眉、耳下などに塗っておく。
- フェイスカバークリーム/テサラン
- 35g¥4,158。有効成分2種配合。さらっとしたテクスチャーとグレープフルーツの香りで爽やかに。
- フェイスクリーム/アセトメル
- 30g¥2,178。バウダーINジェルクリームでサラ肌キーブ。メントール×ほのかなシトラスで清涼感も。
- フェイスアッププレストパウダー/カバーマーク
- PF23・PA++¥6,600。日中のメイク直しには⋯UV機能付きプレストパウダー使いを
クレンジング
クレンジングの種類
種類 | 特徴 |
---|---|
オイルタイプ | 洗浄力が強めで、肌への負担が大きい |
ジェルタイプ | 洗浄力は若干弱め、摩擦を軽減するため肌への負担は少なめ |
バームタイプ | 洗浄力が強く、肌への負担は少ない ※肌になじませるとオイルのような形状になる。マッサージしすぎによる摩擦には注意 |
クリームタイプ | 洗浄力は若干弱め、肌への負担は少なく、潤いを保ちながらメイクを落とせるがなじませるのに時間がかかる |
ミルクタイプ | 洗浄料は弱め、肌に優しいものが多く、潤いを残しながらメイクを落とせる |
シートタイプ | 洗浄力は強めで、保湿成分が含まれているものも多いためスキンケアもできる、ただし、摩擦による肌負担が大きい |
水タイプ | シートタイプ同様の特徴(コットンに含ませて使うため、肌負担もある) シートタイプ、水タイプは忙しい時や旅行時のみの使用がよい。 |
オイルを固めたものなので、洗浄力が高い点はオイルクレンジングと同じ。ただし、美容成分が含まれているものが多いため、肌の潤いを取りすぎない。ダブル洗顔不要の商品も多いため、洗顔料でしか落とせないような古い角質や皮脂、花粉や埃もクレンジングだけで落とすことができる。
また、鼻の黒ずみや角栓が気になるとき、朝の洗顔で鼻部分だけクレンジングする、という使う方もできる。
油脂系クレンジングはオイルタイプの中の1つで、オイルタイプは他に「ミネラルオイル系(鉱物油)」・「エステル系(合成された油)」に分けられる。
・オイルクレンジング(これはアルビオンではなく、無印とかソフティモとかだ)
しっかりしたメイクはしないが、なんだかんだで残っている毛穴の汚れを落としたいから。1分程度くるくるした後、少しずつお湯を混ぜて乳化(ここがカンジン!)させてクレンジング剤を落とす。
クレンジングは肌の状態に合わせて選ぶ
クレンジングにはたくさんの種類があるが、どれが一番よいかは、使う人の肌の状態によって異なる。
肌状態は、乾燥肌、脂性肌、混合肌に大きく分類される。これは、肌タイプは、肌表面の水分量と皮脂量のバランスによって分けられている。その他、特に肌が過敏になっている場合は敏感肌といわれている。
乾燥肌は…肌がかさかさする、皮がむける、洗顔後に突っ張る感触がある。
脂性肌は…べたべたする、ざらざらする。
混合肌は…そのどちらも、あるいは顔の部分によって「べたつく」「乾燥する」場所がある。
まずは、肌状態に合わせてクレンジングを選びたい。
種類 | 乾燥肌 | 脂性肌 | 混合肌 | 敏感肌 | 毛穴 | 年齢肌 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オイルタイプ | 〇 | △ | |||||
ジェルタイプ | 〇 | 〇敏感肌用 | 〇 | ||||
バームタイプ | △ | 〇 | |||||
クリームタイプ | 〇 | 〇 | 〇敏感肌用 | 〇 | |||
ミルクタイプ | 〇 | 〇 | 〇 |
乾燥肌向け
乾燥肌とは、水分量と皮脂量が共に少ない状態。
健康な肌は、角質層がバリアとなって水分の蒸発を防ぎ、また外部の刺激から肌を守ってくれるが、肌のバリア機能が低下することで、水分が逃げやすくなると潤いがなくなってしまう。
水分が不足している乾燥肌には、保湿成分が含まれたものがよい。(ミルクタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ)。洗浄力が強いものは、肌の乾燥を促進してしまう界面活性剤が多く含まれているため、避けたいところ。
乾燥肌向けのクレンジングのメリットは、摩擦が少なく肌に優しい(肌なじみが良く、少量でもよく伸びるなど)
デメリットは、洗浄力が弱いこと(対策としてポイントメイクは先に落とす)。
また、クレンジング剤となじませるのに時間がかかるものもある(時間に余裕のあるタイミングで行う)。
脂性肌(オイリー肌)向け
脂性肌は水分量と皮脂量が共に多く、特に皮脂が過剰に分泌されている。
皮脂は潤いを保つ役割も果たしているが、過剰に分泌された皮脂がメイクと混ざることで酸化しやすくなり、肌の老化にもつながる。
脂性肌には油は厳禁だと思われるが、油は油で落とすのが一番、オイルタイプのクレンジングが最適だ。
オイルタイプのメリットは、洗浄力の高さ。素早くメイクを落としてくれる(肌との摩擦が少ない)。
一方デメリットは、洗浄力が強いクレンジングほど界面活性剤の量も増えるため、どうしても肌への刺激も強くなる(対策として、角質内の必要な保湿成分まで洗い流してしまう可能性があるので、クレンジング後の保湿は入念に)。
また、強く擦りすぎると肌がダメージを受け、肌を守ろうと余計に皮脂が過剰に分泌されるため、メイク汚れは素早く落とし、肌の油分まで取り除くことのないように強く擦らない。
混合肌向け
混合肌とは、脂性肌と乾燥肌が混ざっている状態。
皮脂量が多く水分量が少ないことが多い。また、顔の部分によっても状態が異なり、額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂が多く毛穴が目立ち、顔周りや口元周辺のUゾーンはかさかさしていることが多い。
乾燥肌と脂性肌のどちらかわからない場合、それほど乾燥または脂性状態に傾いていない場合は、やはり肌に優しく保湿力があるものがよい。
ミルクタイプ、クリームタイプ(ダブル洗顔不要のもの)、洗浄力が高く肌への負担が少ない油脂系オイルやバームタイプが最適。
乾燥肌向けクレンジングだけを使用すると、余分な皮脂が落とせない→毛穴が詰まりやすい。
脂性肌向けクレンジングだけを使用すると、皮脂を取りすぎて肌が乾燥してしまう。
乾燥部分と脂性部分、それぞれ別のクレンジングを使い分けてみてもよい。
敏感肌とは
敏感肌も読んで字のごとく、様々な状態に対して肌の「敏感に」なっている状態。
敏感肌といっても、原因や症状には個人差があり、埃や枕などに触れるだけで肌が過敏になることもある。また、体調の変化やストレス、冷暖房などの環境にも反応してしまうこともある。
このようなときは、肌のバリア機能が低下しがちで、普通なら感じない程度の刺激を受けやすくなっている。
バリア機能を強化するには、クレンジングは短時間で済ませ、潤いを奪いすぎない。
過剰に擦る、ごしごし拭き取るといった肌に負担をかけるようなことはしない。
それを大前提として、敏感肌に最適なのは、刺激の少ないクリームタイプやジェルタイプだ。
これらのクレンジングは、肌への負担が少ないのはもちろん、メイクや肌の汚れを落としつつも潤いを保ってくれる。
効果を上げるクレンジングの正しい使用法
- ポイントメイクは先に落とす
- 落としきれていない汚れが酸化して、肌の微小炎症を起こすこともあるので、専用のリムーバーで優しく落とす。
- ダブル洗顔をする
- クレンジングだけでは過剰に分泌された皮脂や様々な汚れは落とせないので、洗顔料を併用する。肌に残った皮脂は酸化して、シミやシワの原因になることもある。
- お湯の温度
- 熱いお湯ですすぐと必要以上に皮脂を取りすぎてしまい、乾燥につながる。すすぎの際は、熱くも冷たくも感じないぬるま湯を使う。
- 適量を使う
- クレンジングの量が少ないと、メイクとよくなじまないだけではなく、肌を擦ってしまい摩擦による肌へのダメージにつながる。
- 時間に注意する
- クリームクレンジングなど肌になじむまで時間のかかるものもあるが、オイルクレンジングなどは手早く、短時間で行う。細かい部分までしっかり落としながらも、長時間かけない。
毛穴汚れとは
毛穴汚れ(毛穴の詰まり)の原因はたくさんある。
ここでは、「もともと皮脂分泌が著しく激しいオイリー肌で若い頃から毛穴が目立っていたが、年齢を重ねるにつれてたるみ毛穴となり、日々毛穴に悩んでいる」女性の毛穴対策を考えてみたい(つまり、私のこと)
毛穴汚れとは、古い角質と皮脂が混ざったものが角栓となって毛穴を詰ませることから生じることが多い。だから、皮脂や毛穴に詰まった角栓や黒ずみも取り除いていきたい。
毛穴汚れに最適なクレンジング
毛穴対策に最適なのは、オイルタイプ、バームタイプ(特に毛穴対策用)のクレンジング。
ただし、クレンジングだけしておけばOK、というわけではないのが毛穴詰まりの難しいところ。
大切なのは「毎日、肌の状態を確認し、状態にあったケアをする」ことだ。
というのは、どうしても脂性肌や毛穴が目立つ場合、洗浄力強めなクレンジングで、しかもしっかり落とそうとして過剰に擦ったり、熱めのお湯で洗顔してしまったりすることもある。
すると、肌の乾燥し、逆に過剰な皮脂分泌につながってしまう。
今日はちょっと肌が突っ張る気がする…と思ったら、クリームタイプを使ったり、Tゾーンだけ毛穴用を使ったりする。
また、最近、毛穴が目立ってきたと思ったら、その時だけスクラブ洗顔や酵素入り洗顔を使う。(使いすぎは厳禁!)
アンチエイジング
若くても肌の悩みは色々あるが、年齢を重ねるにつれ、悩みはさらに深まっていく。肌のターンオーバーの周期が遅くなっていくため、傷ついた肌も元に戻りにくい。そして、乾燥、シミ、シワ…などトラブルが増えていく。
これは全世代に共通だが、特に大人が絶対に忘れてはいけないことは、保湿。
洗浄力だけ重視のクレンジングだと、肌により負担がかかる。肌を守るのに必要な皮脂や水分を落とさずに、メイクだけ優しくオフできる保湿重視のクレンジングは、ミルクタイプ、クリームタイプなどがある。
一番簡単なのは、朝の洗顔時に肌の状態を手のひらや指で触れてチェックする。ざらざら、もっちり、つっぱり、かさかさ…何もつけていないすっぴん状態だと、今の肌の状態が分かりやすい。
そして、それが「今」の状態だと認識し、朝のスキンケア、夜のクレンジングとスキンケアの時に、しっかりとしたケアを行う。
- メリット
- できるだけ肌への刺激を減らせる。潤いを保ちながらクレンジングをしてくれるので、肌の乾燥が気になる方ときや肌にハリがないときに。
- デメリット
- ウォータープルーフのマスカラや濃いファンデーションまで落としきれない。落とせていないメイク汚れが肌に残ってしまうとトラブルの悪化につながる。しっかりメイクしたときは、オイルタイプの中でも肌に優しいクレンジングを選ぼう。
ブースター
タイプによって役目が異なる
- 肌のphを一時的に変えるブースター
- 肌のペーハー(ph)を一時的に変えることで、化粧水の浸透をよくするという仕組み。肌はもともと弱酸性を保っているが、弱アルカリ性のブースター化粧品を付けることで、一時的にが弱アルカリ性に傾く。弱アルカリ性に傾いた肌は、「弱酸性に戻さないと!」と、アルカリを中和するためにアミノ酸などの酸性物質を分泌する。この酸性物質には角質を柔らかくする効果があるので、あとからつける化粧水や美容液の浸透が良くなる。
- うるおいで角質を柔らかくする
- 肌は、うるおっているほど化粧水や美容液の浸透が良くなる。逆に、水分や油分が足りず、角質が乾燥して硬くなっていると、スキンケアの浸透が悪くなる。この性質を利用して、「アミノ酸」や「ホホバオイル」を配合したブースター化粧品をつけることで角質が柔らかくなり、次につける化粧水や美容液の浸透が良くなる。
- 古い角質を取り除く
- 古い角質を取り除くことで浸透をよくする。フルーツ酸など、角質をマイルドにピーリングしてくれる成分を配合することで、余計な角質を取り除き、化粧水の浸透を高める
上記の種類のうち複数のタイプにあてはまるブースター化粧品もある。
ハンドクリームを塗る時は手を心臓より上に
手の皮膚も年齢や乾燥が原因でハリが失われ、シワが目立つようになる。未端の血液が心臓に戻りにくくなると、血管がはっきり見えてしまいがち。
ハンドクリームを塗る際には、手を心より上にしてマッサージをしながら、心臓に血液を戻すようにする。手の甲にクリームが浸透するようにハンドプレスを。
お出かけファンデーション
- シュクルホワイトパウダーレスト
- カバーと言うよりごまかす感じで肌がきれいになる
美容液など
- アルガンオイル
- ビタミンEが含まれ、抗酸化作用で老化を防ぐ。血液循環を良く吸う。オレイン酸が50%で保湿効果がある。人の皮脂と同じ。リノール酸が肌をふっくら軟かにする。
- ダブルキーアドバンスセラム/エクシア
- 化粧水の後に使う。つけた感触は結構オイリーでベタベタする。数分で馴染んでいく。劇的ではないが、なめらかさと張りに効果はある。オイルと美容液混ぜて使う。
美顔器
- 3Dピューティーリフティングアクティベーター
- わずか6分のお手入れて、ハリと潤いに満ちた肌へ。
- 光美顔フォト プライトショット EH-SL85(パナソニック)
- 美容クリニックの技術に学んだ高出力LED、IPLの2種類のフォトフラッシユ。
- リファカラット (MTG)
- ヘッドマッサージ。エステのニーディング手技を再現。深くつまみ流す動きで、全身を引き締める。防水でお風呂でのケアも。
- オバジC25セラム ネオ 12mL 11,000円(ロート製薬)
- シリーズ最高濃度のピュアビタミンC、ビタミンEを配合。刺激が少ないピーリング剤で、紫外線ダメージも防ぐ。
- NEOSTRATA バイオニック・フェイス・セラム(メディカランド)
- 30ml、13,200円。PHAを配合した美容液で肌のキメを整え透明感を引き出す。
- EMSリフトブラシ サロニア
- 電気刺激で筋肉を効率よく刺激するEMS。スカルプ、フェイス、ボディの部位に合わせたEMSと、じんわり温める温感でケアできる電気ブラシ。クッション性のあるピンは肌あたりもやわらか。お風呂上がりの濡れた状態での使用がおすすめ。¥27,500
サプリなど
- 言歩木「山野草醗酵酵素」
- 若榴da檸檬(ざくろだれもん):500mg、¥5,900
- ザクロ、国産レモン、山ぶどうのほか農法にこだわった野菜や果物、山野草など計61種の植物原材料を使った鯇酵酵素。人工甘味料は使用せず、甘酸っぱくて飲みやすい。
白髪用シャンプーとトリートメント(ヘマチン配合ケア剤がよい)
シャンプー
アミノ酸系のシャンプーはカラーリングが落ちにくい。
- プレミアム プロへマチン渡密原疫/フラコラ
- 100mL¥3,667(へマチンを従来の2倍配合。100%原液でハリ・コシのある髪へ。)
- kurokami スカルプ /haru
- 400mL ¥3,960(100%天然由来。頭皮クレンジングもできる多機能シャンプーでボリュームケア。)
カラートリートメント
- クレイエンス クレイスバカラートリートメント/プレミアアンチェイジング
- 全3色 235g、¥3,740(髪と頭皮を育む5種のクレイとヘマチンを配合。摂元の密着力を高めてしっかり染まる。)
- ラボモ スカルプアロマヘアカラートリートメント メイリー /アートネイチャー
- 全3色 200g、¥3,740(髪表面を着色し、後々に白髪を自然な色へと仕上げる)
- ダイアンパーフェクトビューティカラーリペアトリートメント/ネイチャーラ
- 全3色 150g、¥1,540(ノンシリコンでキレイ色をキープしつつツヤをプラス。)
- essence カラートリートメント /ルプルプ
- 全6色 200g¥3,630壁自成分配合で染めるたびにしっとりした髪へ。
- プレミアムプロヘマチン濃密原液
- たっぷりと泡立ち、消えにくい泡が続く。髪はしっかり染まるのに、爪は染まりにくい。
- ソマルカ カラーシャンプーアッシュ(ホーユー・サロン専売品)
- 150ml、2200円(100%自然由来の界面活性剤を使用、髪をやさしく洗い上げる。)
- ダヴィネスアルケミック・シャンプー・チョコレート 280mL(コンフォートジャパン)
- 2860円(敏感な頭皮も安心して使える集中美容液。週1使用で、頭皮のバリア機能にアプローチ。
- オーウェイ・ヘアロスレメディー・センシティブ・スカルプ100mL(アラミック)
- 6600円(毎日使用することで、健やかな頭皮環境に。)