狙ったゴールを目指すための3つの方法

やってみる
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予定をプログラミング化するためには、まずは「何をするか」というゴールを意識することが大切だ。

今、自分はどこに向かっているのか。
何をしようとしているのか。
何のためにしているのか。

例えば、クローゼットの整理。
クローゼットの整理をするのは、「暇だから」なら「暇がつぶせた」と思ったらゴール
「服が多すぎるのでいる服といらない服を分けてスッキリさせたい」であれば「いらない服がなくなった状態」がゴールになる。

と、改めて考える必要もないと思ってしまうが、時にはクローゼットの整理をしているうちに「よく見たら冬服が全然ない」などと気づき、買い物を始めてしまう…ということもある。

テーマを完遂させるのは、簡単なようで難しい。
何かを始めたら次々に派生して他のことをやりだし、結局はどれもこれも中途半端になってしまう。

狙ったゴールを目指すための方法について考えてみた。

はじめの一歩をゴールにする

クローゼットの整理のように簡単に立てられる予定ならまだしも、例えば「高級レストランに行きたい」など、ちょっとハードルの高い予定(というより希望)のこともある。
サクサク実現できる夢なら今すぐ動き出すに越したことはないが、夢や目標というより「願望」に近い場合は、いきなり計画を立てるのは難しい。
「いつか行こう…」と終わらせてしまえば、それは一生願望で終わる。

けれど、今すぐ行く予定が立てられなくても、レストランに行くためにお金を1万円貯めるとか、3年後くらいに行きたいといった、具体的な『予定』を考えることは可能なはず。

旅行したいが、今すぐにはできない。
では、今じゃなければ、いつやるの
お金や時間ができてから →時間は退職してから? 
お金は退職金で? いくらあればよい? 本当にそれだけのお金を用意できる? 用意できなさそうであれば副業でもする? 副業はいつする? 

本気で、大真面目に考えれば、すべきことは明確になっていく。

小さな目標を当面のゴールにする

叶えられそうなシチュエーションを決めておき、そこをクリアすることを目指すのも一つの手だ。

英語を話す、という目標は、相手がいないと難しい部分もあるが、今はSNSの時代、口ではなく「文字で話す」こともできる。
例えば「毎日英語でツイートする」「英語圏の人に毎日コメントする」ことから目標をスタートしても良いかもしれない。

ただ、その目標の本当のテーマは忘れない方が良い。
例えば、英語を話すのが目標なら、テーマ、つまり「なぜ英語を話したいか?」
例えば、「アメリカのレストランでステーキのオーダーする」とか、「海外で現地の人と自由におしゃべりする」とか。
その方が、実践的な英語力が身につく。

私が住んでいる街は、コロナ以前は外国の観光客も多く、時々困っている旅人を見かけた。
だが、「今日何時何分に困っている人と遭遇する」ということはわからないため、いつも「突然」のタイミングとなり、言葉が出てこないことも多かった。
だから「困っている人がいたらとっさに声をかけるため」というのも、一つの目標だ。

それらを「いつするか」を決める
とても優れた英語学習教材でも、学習者が「なぜそれをするのか」「実際にいつそれをやるのか」「本当にそれをする時間をとれるのか」ということまで面倒を見てくれはしない。
だから、「なんのために」「いつ」やるのかは、自分で決める。

一つのテーマが終わってから次に進む

複数のタスク(テーマ)ができてしまったとき(まあ、大体そうだが)は、とりあえず「一つのテーマが終わってから次に移る」ことを心がける。

「服の整理が終わった」→
「靴の整理」「買いたい服のリストを作る」「流行りの服をWearでチェックする」など。

ただし、「富士山登頂」などは、富士山に登ってから次のテーマへ、などと考えていたら、他のことが何もできなくなるので、「富士山登頂という文字をやりたいことリストに書く」までを、当面のテーマにする。

やりたいこと、達成したいこと…小さな夢も大きな夢も、最初の一歩は必ずある。
そして、最後の一歩(ゴール)もある。
それがきちんと繋がれば、必ずしも真っすぐでなくても、道草してもゴールにたどり着けば、それが達成感になる。
一歩を踏み出しても、ゴールを忘れがちだが、ゴールを見失わないようにしよう。