スケジュールをプログラミング化する」ための方法

やってみる
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人生は24時間の使い方で決まる!
時間を上手に使えば人生はもっとうまくいく!

とはいえ…怠け者代表の自分にとって、それはあくまで理想論に過ぎない。
何故なら…
無理だ。面倒だ。ダラダラしちゃう。誘惑多すぎ…
理想は夢想…

時間を上手に使うムダにしないようなテクニックはある。
例えば、TODOリストを作るとか、目標を立てるとか。

それがきちんと実行できていればよいのだが、実行までに非常に時間がかかり、10年前、20年前のリストを「そのうちやろう」とほったらかしにしていることもある…

「やりたいこと」は次から次へと山のように積み重ねられていく。
「テトリス」のように、大きいもの、小さいもの、すべきことが降ってきてキャパシティーオーバーになる。

ではスケジュールを「プログラミング化」すればよいのでは?
「スケジュールをプログラミング化する」ための方法をまとめてみた。

プログラミングとは一歩一歩

プログラミングとは、コンピュータの業界でよく使われるワードだが、Wikipediaの解説を引用しようとしたところ、最初の1行でワケが分からなくなったので省略する。
そう、プログラミングとは難しく、ワケが分からないもの、であると敬遠していた。

ところがある日、テレビを見ていると、小学生が授業でプログラミングについて学ぶシーンが流れていた。
プログラミングという言葉だけで、理数系が苦手だった自分の頭には、0や1の数字、意味を持たないアルファベットの羅列、難しい計算式などなどが浮かんでくるのだが、子供が学ぶプログラミングとはそういうものではないらしい。
何かをするときに、どうすればその作業が行われるのかを考えてみること。

プログラミングとは、例えば物を右から左に動かすときに、

物の上に手を置く→5本指をゆっくり曲げる→物をつかむ→そのまま上に持ち上げる→手を左にスライドさせる

…という感じ。

確かに、何かをするときには「最初の動作→次の…→その次の…→そして最後の…」と、必ず一つ一つの手順を踏まなければ完成しない。

つまりにプログラミング化とは、千里の道も一歩より、Step by Step、一歩一歩ということでは?

当たり前だが、富士山はすぐに登頂できない。
と同じように、ダイニングテーブルに座っている人は、すぐには冷蔵庫から麦茶を取り出せない。
どちらも「今いる場所」から「目的地」に行くまで、いくつかの工程を経ているのだ。
麦茶については、距離、動作もわずかで、決意もさほど要らないし、何より「普段やっていること」だから、完全に心と体に行動がプログラミング化されている。
富士山の方は、距離も動作も、そしてもちろんお金もかかるし、登山慣れしていない人にとってはかなりの準備が必要になる。これはプログラミング化されていない状態だ。

逆に考えると、プログラミング化、つまり最初の一歩、次の一歩、そして次の…をきちんと考えて歩んでいけば、意外と叶えられる未来もあるのでは、と思う。

すぐできることが第一歩

暇な休日を1日使ってクローゼットを片付けよう!と思ってその通り実行できる人であれば、多分、時間管理がうまく、とても充実した人生を送れているだろう。
そうは思っていてもなかなか重い腰が上がらない。

そんなときにプログラミング化する。

最初の一歩は、「すぐできる」「すぐ終わること」を。

クローゼットの中のものを全部出す…のは時間がかかるし、途中で面倒になる可能性もある。
それなら、上の段だけを出す…それも面倒かも。
では、引出しの前の部分だけ整理する…これなら15分で終わる

このように、自分なら最初の一歩をこうすればクリアできる!という方法を考え、そこからスタートする。

その15分の時間はどうやって確保するか。
朝活、スキマ時間活用、休日を使う、と人それぞれだが、できれば「まとまった時間」は使わないのが自分流である。
「すべきこと」は「面倒なこと」が多いので、せっかくの休日やまとまった時間は、もっと楽しく、自分の人生を豊かにすることに使いたい。

5分と決めたら5分で終わることを。
富士山に登りたいのであれば、まずは「富士山登頂体験ブログ」を読んでみる、というところからでもよい。

全てのことは一歩から。
簡単で単純で、今すぐできる一歩から。

一歩をきめることが第一歩

「すべきこと」だけでなく、「したいこと」もプログラミング化すると、叶えやすくなる。

テレビで見たあのお店に行ってみたい!
それなら、次にすることは?
・一緒に行く相手を探す→ 友達に連絡
・日にちを決める→ スケジュールを確認
などなど。

今すぐできないなら「いつそれらをするか」を決める
友達と日程調整したら、レストランを予約したり、来て行く服を考えたり…という予定ができる。それぞれの「いつやるか」を決める。
もちろん、今すぐできるなら、今やってしまう。

ここまで考えないと一歩を踏み出せない人と、何も考えずに自然とこれらの「プログラミング化」ができる人が、存在している。
前者の場合、確かに少しは苦労するが、それでも意識的にプログラミング化することで、色々なことを始められ、充実した日々が送れると思う。

できるだけ「一歩目」のハードルを低くして、とにかく一歩踏み出そう。