一度スーツケースを航空会社に預けたら、目的地に着くまで取り出すことはできません。おまけに到着したと思っても、スーツケースが行方不明! 中身が荒らされている!ということも。
移動中に必要になるもの、貴重品は機内に持ち込みます。
また、スーツケースを機内に持ち込む際は、必ず持ち込めるかどうかサイズを確認しておきます。
機内持ち込み手荷物
機内に持ち込んだ方がよいもの
- バッグ
- ハンドバッグと機内持ち込み制限サイズ以内のカバン。必需品をすべて入れておく。
- 日程表
- ツアーに参加する場合はあったほうがよい。ツアーではない場合でも、自分で作った日程表があると便利。
- 便名、宿泊場所も控えておくと、入国審査のときにトラブルが生じたときに対応しやすい。
- カメラ・ビデオ
- 盗難や破損に備え、機内持込にする方がベター。バッテリーやメモリーもお忘れなく。
- 常備薬
- 機内ではスタッフさんに言えばもらえるが、現地ですぐ必要になったときのために、機内持ち込みバッグにも入れておく。風邪薬、下痢止め、解熱剤、整腸剤、トローチ、カットバン、その他常備薬など。
あったら快適、便利…だが、なくても困りはしないもの
- 空気まくら
- エコノミークラスの不快感を多少でも解消できる。
- スリッパ
- 機内で履くとリラックスできる(機内で準備されていることもある)。
- アイマスク・耳栓
- 機内の音が気になるときに。
- 乾燥予防品
- ハニカムマスク、飴、リップなど。機内だけでなく乾燥地域でも使える。
- 筆記用具
- 何かと必要。
- 1日分着替え
- 航空会社に預けた荷物は到着地まで受け取れないので、欠航する場合などを考えて持っていったほうがよいかも…気になる人は。
- 計算機(スマホのアプリでも)
- レート計算に。暗算に自信がない場合はあったほうが便利。
- 現地の言葉の会話集・和英辞典、地図・ガイド
- 機内での予習用に…といっても、機内ではゆったり過ごすことをお勧めしたいので、お勉強は事前にしておくほうがベター。
- 機中泊に備えて
- コンタクト、歯ブラシ、化粧品、マスク、ソーイングセット、爪切り、コンタクトセット等。なくてもよいが、洗面セットは長期フライトの場合、あったほうがスッキリぐっすり休める。
- 小物を持って行くには
- ごちゃごちゃする小物は、軽くてかさばらないポーチに一まとめにする。入らないものは諦める!ぐらいの覚悟で。
- 化粧品は、サンプルなどの小分けにしてあるものを持って行くか、小さなボトルに詰める。普段使っているボトルのまま持っていくのはNG。重いし、破損する可能性もある)
スーツケースに入れておくもの
預ける場合はロックし、自分のものだとわかるように目印をつけましょう(遠くからでもわかるようなシールを貼るなど。マスコット人形などは取れる可能性があります)
- 着替え
- 下着、お洒落着、靴(靴は歩きやすいスニーカー等一足でもよいが、ドレスコードのあるレストランなどに行くときは必要)。
- パジャマ
- 日本のホテルのように浴衣などは置いていないので必需品。ボタンや襟などがついてないスウェットのようなパジャマの方がよい。
- 洗面用品(タオル、コットン、綿棒、剃刀(シェーバー)、シャンプー、コンディショナー等)
- 日本のホテルとは違い、置いていないものもあるのでもって行ったほうが無難。
- ルームシューズ
- 部屋で履くのに。
- 雨具
- かさばるが、持って行くことを強くオススメします(雨女より)。晴雨兼用の日傘は日焼け防止にも。
- ティッシュペーパー
- 地域によっては、トイレに紙がないこともあるので必需品。ロールペーパーでもOK。
- 生理用品
- 女性は持って行くことを強くオススメします。
- プラグ、変圧器(日本の製品を海外で使いたい場合)
- Iphoneなど海外対応の電化製品も多くなり、電圧に関しては心配する必要がないことが増えましたが、電子機器を持って行く場合は使えるかどうか確認しておきましょう(変圧器を使うと逆に壊れることもあります)
- ただし、プラグは日本対応ではないことがあるので準備していきましょう(300円前後で手に入ります)。
- ドライヤー
- ホテルについていることも。洗濯物を乾かすのにも使えます。
- 泳ぐ予定があるなら
- 水着、サンダル
- 防寒、防暑、自然に触れる場合などに
- サングラス、帽子、カーディガン、懐中電灯、虫除け、カイロ、双眼鏡
- 日本食がないと辛いなら
- 日本食、トラベルクッカー、トラベルポット
- あったら便利だと思っているもの
- ビニール袋(何かを仕分ける、ゴミ箱代わり、など)
- ゴム(何かを縛る、など)
- 荷造りひも(部屋に洗濯物を乾す、など
荷物をコンパクトにまとめる
かさばる衣類、下着類、ごちゃごちゃする小物、そして、帰りのお土産…。
荷物はコンパクトにまとめて、すっきり旅しましょう!
小さなサイズのスーツケースを使ってみる?
一昔前(?)は、「スーツケースの半分は、お土産のために空けておく」が常識でした。
しかし、半分空のスーツケースを持って行くというのは、持ち物の容量の倍のサイズのスーツケースが必要になるということ。そんな大きなスーツケースは、自宅での保管や歩くときに邪魔になる…という人は、スーツケースに「折りたたみバッグ」を入れていく、と言うのも一つの手。
キャリーオンバッグ
折りたためばポーチくらいの大きさですが、なかなかの収納力。国内旅行はこれだけでもOK。
衣類を持って行くためのコツ
持ち物の中で最もかさばるのが服。現地の天気をチェックし、洋服を決めていく。天候は変化するため、直前までマメにチェックすること。けれど、最も減らす工夫ができるのも服。服に無頓着な場合は、極力減らして、現地で選択する、というのが、最も衣類の量を軽くする方法ですが、さすがにそれでは…という場合の、衣類を上手に持っていくコツをまとめてみました。
衣類を上手に持っていくには
- 持って行く服の数は、日数÷2または3で計算するとよい。2~3回は同じ服を着ることになるが、ボトムとの組み合わせを変えたり、スカーフやアクセサリーなど軽いファッショングッズを駆使して雰囲気を変えるなどで工夫できる。
- 現地の気候はわかりにくいので、ストール、レギンス、カジュアルジャケットが便利。中に着るものよりも、羽織るもので調整できるように。
- 冬は薄手の服を選び、防寒はヒートテックなどのインナーとダウンコートなどのアウターで。
- それでも服はやっぱりたくさん持っていきたい! という場合は、衣類圧縮袋などを利用する。
衣類圧縮袋
これでかなりスペース確保できます。
下着を持って行くためのコツ
下着については、毎日清潔なものを身につけていればOKですが、こちらもやはりなるべく容量を減らしたいところ。
- 日数分持って行く必要はない。洗濯することも考える。
- なるべく薄くて軽いものを選ぶ。
- 使い捨て下着などを利用する。
- もう捨てても構わないような下着を持っていって現地で捨てる!(奥の手w)
使い捨て下着(ペーパーショーツ)
帰りの荷物スペースが確保できる。
どこでも洗たくぱっく
洗剤・水・洗濯物を入れてチャックを閉め、シェイク! 10数分待って下のチャックを開けてすすぎ、まるめて脱水。まさにどこでも洗濯機。