私は10ヶ国以上を訪れました!
というと「すごいですね~」と言われることもあります。でも、それ自体は全然スゴイことでも何でもないです。お金と時間と条件(健康や家族の問題に不安がないなど)、そして行きたいという気持ちがあったら誰でも行けます。
私が海外旅行に行けたのは、上記の条件をすべてクリアできたから。
海外に行けなかった期間もありますが、それは条件の中にクリアできないものがあったから。
おまけに、「バックパック一つ背負って一人旅」のような、カッコイイ旅をしているわけではないです。いや、ツアーがカッコワルイという意味ではありませんが…。
また、世の中には「十数か所」の海外旅行ではなく「数十カ所」、100か国以上訪れたという人も珍しくありません。そんな旅の達人さんたちの中には、ネットで体験談を紹介したり、本を出したりしている人もいます。
そんな旅の達人さんは、このサイトを見たらこういうかもしれません。
「ちょっとだけ海外旅行をしたことがある程度の素人が、こんなところで偉そうに旅を語るな!」と。
いや、そんなことは言わないでしょう。本当の旅の達人さんなら、どんな旅でも、例え1回だけの旅であっても、一生忘れられないような大切で貴重な経験になるということを、きっと知っているはず!…と思います。
そう、だからこそ!
ちょっと旅をしたことがある程度の、わずかな体験と薄ーい知識しかないからこそ!
逆に旅の楽しさ、大切さを知っている、そう思いませんか?(言い訳、こじつけ、モノは言いよう…)
とにかく海外旅行は楽しいので行ってみよう! とお誘いするだけのサイトです。
ドラマチックな旅(劇旅)をしよう
たった1回の旅でも、100回の旅に匹敵するほどの感動を得ることもあります。
旅とは、多くのものを見聞することではなく、多くの体験をすることでもなく、感動することだと思っています。
これを私は「ドラマチックトラベル(劇旅)」と呼んでいます。
ドラマチックなことは、旅だけではなく「目玉焼きを作ろうと思って卵を割ったら双子だった」とか、「電車に乗っていたら学生時代の友人に数十年ぶりに会った」といったことのように、日常生活にもたくさん転がっています。
旅に出たら、もっともっと多くのドラマチックなことがあります。
ただし、ただ旅行をしているだけと、それに気づかないこともあります。
だから、それを見逃さないよう、全身全霊でドラマチックな旅をしてみましょう。
といったことを、本サイトではまとめていきます!
旅は、それ自体がドラマチックなものです。旅とは非日常を経験することだから。
非日常は日常ではないすべてのことで、日常のすぐ隣に平行して存在する、並行世界(パラレルワールド)のような世界です。
ただし、パラレルワールドというものが本当に存在するのかはわからないし、存在したとしても、どうやって行けばよいのでしょう。
けれど、この世には「行けるパラレルワールド」があるのです。
それが、旅。
確かに今、同じ時空に、同じ時間軸に、同じ世界に存在している、もう一つの世界。それが地球のあちこちに…というより、自分の周囲の小さな空間以外のすべての場所に、存在しています。
それは、海外旅行だけでなく、日常の些細なことの中にも。
自分以外の誰かの中には、自分の世界と並行する、別の世界が存在しているのです。
といっても、普段からそんなことをしょっちゅう生きている人は稀でしょう。他にすることはたくさんあるのだし。
でも、時には自分の世界を抜け出して、一歩、二歩、三歩…別の世界へ行ってみる。
それが、旅行だと思うのです。
異国への旅は、言葉も文化も違う世界に飛び込むこと。そこでは、自分の世界(日常)が、突然その国の世界(非日常)になり、常識は非常識になります。それは並行世界。
そして、自分がいかに狭い世界の中で生きているのかを突き付けられます。
それを楽しめるかどうか、日常からどれだけ乖離できるか、それで旅の成功が決まると言っても過言ではないでしょう。
旅をすると言うのは、平面だった世界が急に立体的になって、その中に紛れもなく自分自身も存在するということ。
ここはパラレルワールド? それとも夢? いいえ、現実です。確実にこの時空に存在しています。でも、自分にとっては非現実と現実の境目すらわからないような世界。
それが旅。
それは恋愛と同じ。他人から見たら、大したことのないような恋物語も、本人にとっては心の中で大嵐が吹き荒れるような状況の連続。
旅を劇旅にするために
私は10数か国に行きました! 裏を返せば(という表現も変ですが)、200か国前後ある国の、10数か所にしか行ったことがありません。
こんな私が旅を語るのは、旅は行った回数ではなく、感動の度合いだと思っているからです。
感動とは、刺激だったり、驚きだったり、喜びや幸せだったり、時には恐怖だったり、苦い経験も…すべて含めた心の震えです。
海外に行きたい10の理由
海外に強い関心があった
転生しなくても異世界に行ける
広い分だけ違いが色々あって面白い
映画や本でも良い
何のために旅をする?
それは、人それぞれだと思いますが、気分転換や何か楽しい思い出作り、新しい出会いや知らなかったこととを知ったり…そんなことのためにするのではないでしょうか。
これらの目的を達成するために、必ずしも旅行という手段を選ぶ必要はありませんし、旅以上に素晴らしい方法も沢山あります。例えば、「推し活(好きなアイドルなどの応援をすること)」をしている人は、その辺の観光名所に行くよりも、推しのライブに行った方が上記の目的を達成できるでしょう。
けれど、旅は日常から離れるところからスタートし、日常へ戻るという終着点があるため、わかりやすく気分や状況を切り替えられます。
また、推し活のような趣味を持たない私のような人間にとって、やはり旅は感動を得るのに手っ取り早いのです。
ただし、旅そのものは時間も費用もゆとりも必要なので、必ずしも「手っ取り早い」ものではありません。例えば、今はお金も時間も余裕のある自分ですが、ペット(わんこ)がいるために、なかなか旅行は難しいのです(わんこが寂しがるので…すみません、犬バカで)。
ワンコを迎える前は、逆に時間やお金の余裕がなかったことも多かったため、旅行の回数自体は決して多くはありません。
だからこそ!の劇旅です!
せっかく貴重な時間とお金を使って旅に出るのなら、一生忘れられないようなドラマチックな旅をしたい!
旅そのものは帰宅したら消えてしまうから、写真やお土産で思い出を残す人は多いでしょう。それ以上に、心に旅を残したい。
旅は、どこに行って何をするかだけでなく、心がどんなふうにそれらを捉えるかで「レベル」が決まると言ってもいいでしょう。そのレベルとは感動のレベル。例えば、同じような景色を誰かと見ていて、ひとりは「別に面白くない」と思い、自分は「○○がすごい! ○○で感動した!」と思ったら、自分の「感動勝ち」です。
疑問を持つ 謎
また旅に出る日のために
やはり旅は楽し。
様々な事情から旅に出るのが難しいが、旅した場所の資料を眺めていますと、「あーあ、また旅をしたいな」という感情が自然と湧き出てくる。旅に出たいのは、旅が楽しかったという思い出があるから。だから旅に出ると絶対にきっと楽しいはずだと、私の体が記憶しています。目的の場所へ行くまでの道中、車窓から見た景色や乗り物、蝉時雨の音も梢の音も、旅を演出してくれて、それが体のどこかに残っています。旅の非日常感は、普段の生活の範囲ではなかなか手に入れることはできない。旅気分でちょっと遠回りしても、やはりどうしても、スーツケースに旅の道具を詰め込んで気合を入れて出かける旅には叶わない。