海外旅行は、ある程度長い時間をとって行きたいものです。
旅行の日程が長いと、様々な地域や遠くの国に行くこともできますし、費用の多くが航空券(移動)代なので、長期であればあるほど「元が取れる」という考え方もできます。
とはいえ、それは理想で、なかなか長期旅行に出られないというケースも少なくありません。
けれど、短期間での海外旅行でも「満足度」においては長期旅行と変わらない、いやむしろ長期旅行を上回る場合もあります。
弾丸旅行もそれなりに楽しめる! 4日以内の海外旅行
「短期海外旅行」の定義は、ここでは「1日(日帰り)」から「4日」とします。
日本ではしばしば「三連休」なる公的な休日があるため、それにプラス1日の有給などを使えば「4日間」は「休みがとりやすい」ギリギリの期間といえるのではないでしょうか。
(会社によっては、1週間程度なら簡単に休める、というところもあるかもしれませんが…というより、そういう環境になってほしいですね)
以下、期間ごとに分けて海外旅行先をピックアップしてみます。
ただし、書き手は福岡在住なので、福岡発の短期海外旅行を中心にまとめています(参考として東京発についても追記しています)。
どうしても東京、大阪発の国際線の方が充実しているため、国内移動にそれなりに時間がかかってしまうのは、地方在住者にとってはネックになってしまうのは否めませんね…
また、下記の「旅行先」とはあくまで空港のこと。空港から目的地まではさらに時間がかかるので、フライト時間は移動時間そのものではありません。
福岡発 4日以内に行ける旅行先
こちらで紹介している短期間で行ける旅行は、かなりの弾丸旅行になるので、もう少ししっかりと観光がしたい場合は、できれば後1日以上プラスすることをお勧めします。
日帰りで行ける主な旅行先とフライト時間
韓国(釜山、釜山)
- 釜山
- 福岡から直行便で約1時間で便数も多い。フェリーを利用することで費用を抑えることもできる。
- ソウル
- 福岡から直行便で約1時間20分で便数も多い。東京からは約2時間半。
2日あれば行ける主な旅行先とフライト時間
台湾(台北・高雄)
- 台北
- 福岡から直行便で約2時間15分で複数の便がある。東京から3時間。
- 高雄
- 福岡から直行便で約3時間。
韓国・済州島
東京から約2時間。福岡からの直行便はないため、釜山等経由で8時間ほどかかる。
中国(上海・北京・大邸・大連)
- 上海
- 福岡から直行便で約1時間40分。複数便あり。もっとも旅程が長い場合だと、福岡発は往路夕方着、復路午後発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日。
- 北京
- 福岡から直行便で3時間半。福岡発は往路午後着、復路朝発なので、3日の場合の実質観光時間は1日。
- 大邸
- 福岡から直行便で約1時間10分
- 大連
- 福岡から直行便で約1時間20分
3日あれば行ける主な旅行先とフライト時間
香港
福岡から直行便で約4時間10分、東京から約5時間。
福岡発は複数あり、往路夕方(16時ごろ)着、復路午後発を利用すれば、3日の場合の実質観光時間は1.5日。
マカオ
福岡から直行便で約3時間だが運休(2023年秋)のため、要乗継で7時間(往路夕方着、復路午後発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日弱。東京からは4時間半。
シンガポール
福岡から直行便で約6時間半。東京から約8時間。
福岡発は往路午後着、復路深夜発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日弱。
ベトナム(ホーチミン・ハノイ)
- ホーチミン
- 福岡から直行便で約5時間半。
- 福岡発は往路午後着、復路深夜発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日弱。
- ハノイ
- 福岡及び東京から直行便で約5時間。
- 福岡発は往路午後着、復路深夜発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日弱。
タイ・バンコク
福岡から直行便で約6時間。福岡発は往路お昼頃着、復路深夜発早朝着で、3日の場合の実質観光時間は2日程度と効率的。東京からは約5時間半。
マニラ
福岡から直行便で約3時間40分。複数便あり、もっとも旅程が長いと福岡発は往路夕方着、復路午後発なので、3日の場合の実質観光時間は1.5日。
グアム
福岡から直行便で約4時間。福岡発は往路夕方着、復路早朝初なので、3日の場合の実質観光時間は1日。
(東京なら)4日あれば行ける主な旅行先
ハワイ
福岡からは直行便で約8時間だが、便数が限られており、時差も19時間あるので注意。福岡から4日間の旅は少し厳しいが、往路は夜発なので、初日をカウントに入れないと実質4日で行くことも可能。
マレーシア・クアラルンプール
福岡から直行便で約6時間(福岡空港のオフィシャルサイトには掲載されているが現在は停止?)
オーストラリア(ケアンズ、シドニー、メルボルン)
福岡からは直行便はなく4日間では難しいが、往路は夕方便で東京へ向かい深夜発で立ち、復路は福岡に午前着なので、睡眠時間をフライトに充てることができる。時差も1時間程度であることも手伝い、時間を有効に使うことで、思ったよりも短い旅程で満足いく旅行ができる。
※この他福岡からはフィンランド(ヘルシンキ)への直行便があるが、2023年秋は運休中
福岡空港の公式ページへ。フライト情報の「翌日以降のフライトスケジュール」のページでPDFをチェックしてみよう。
その他の4日間で(なんとか)行ける旅行先
- インド・デリー(東京から約9時間)
- ニューカレドニア・ヌメア
- カンボジア・シェムリアップ
- インドネシア・バリ島
- ミャンマー(東京から約8時間(バガン&ヤンゴン)
- パラオ、北マリアナ諸島・ロタ島
- フィリピン・セブ島(東京から約5時間)
- アラブ首長国連邦・ドバイ
- アメリカ・ロサンゼルス
- 極東ロシア・ウラジオストク(東京から約2時間半)、ハバロフスク(東京から約3時間)も時間的には可能だが、2023年秋、航空券の情報が不明。
例えば「阪急交通社」や「エアトリ」のサイトで「海外ツアー」を選択し、期間(4日間など)で検索します。直行便がなくても、香港等を経由して行けるツアーなども用意されています。ツアーでなく個人旅行の場合も「日程表」は非常に参考になります。