国内旅行編【ホテルの探し方】価格、ランクで選ぶ

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ホテルの探し方

ある程度の場所や予算が決まったら次はホテル選び。
旅先では可能な限り「非日常感」を楽しみたいもの。ホテルは旅をさらにドラマチックにしてくれます。
ホテルと一口に言っても、いわゆる洋風のシティホテル、旅館や民宿、格安のビジネスホテルから外資系高級ホテルまで様々です。
どんなホテルを選び、どんなふうにホテルでの時間を楽しみましょうか。

例えばこんな、ホテルでの過ごし方
  • 高級ホテルでリッチな時間を過ごす
  • ロケーションが素敵なリゾートホテルで癒される
  • 設備が充実しているホテルでジムやプールなどを使ってみる
  • 古い旅館で和の時間を味わう

ホテルの探し方

ホテルを探す方法はいくつかあります。

  • ガイドブックで探す。
  • SNSで探す。
  • ポータルサイトで日付や予算を設定して検索

こんなところだと思いますが、観光地には概ね、複数の似たような宿があり、「決め手」に欠けることも。
「できるだけ安い宿」など予算の上限や、「できるだけ駅に近い場所」などが決まっている場合は探しやすいですが、そこまでぎちぎちな条件がないときは「あっちもいいけどこっちも捨てがたい」と迷ってしまいます。
そんなときには、「自分が重視するもの」を決めておくと便利です。

ホテルの探し方

予算で決める

ホテルを決める際、忘れてはいけないのは予算。
例えば、「できるだけ安く」「高くてもよいが、1泊10万円以下」「大体2万くらい」「その地域での平均」などです。

上限を決めるのは難しくありませんが、下限についてはちょっと悩むところ
安い方がよい、のはもちろんですが、あまりに低価格だと自分が理想とする旅ができないことも。
今回は贅沢しよう!と思っていても、さすがに「一泊15万円は高すぎる」など、自分の中でボーダーラインはあると思います。

といっても、「そもそもの(その地域、その期間での)相場がよくわからない」ということもあるので、予算についてはざっくり「このくらいまでなら出せるかな」という上限を何となく決めておきます

例えば、素泊まりの場合は一泊3万円台まで、朝食夕食込みなら5万円台まで、と決めておくと便利。それより1万円ほど高い金額で設定して探し、気に入ったお部屋があれば、別のポータルサイトか宿のホームページから直接予約すると、安くなることもあります
一つの目安として、以下のような感じになるのではないでしょうか。

  • 1万円以下
    • 宿泊のみで、できるだけ安くしたい場合。低価格のシティホテル、あるいは高級系のビジネスホテルなど。非日常感はあまりないが、露天風呂や夜食サービスなど、サービスが充実しているビジネスホテルもある。
  • 3万以下
    • ある程度「ちゃんとしたホテル」の部類に入る。低価格ではないうえ、最も設備やサービスの差が大きく出るため、評価が大きく分かれる。
  • 3万~5万円
    • 実は「3万円」のホテルと似たような感じだが、「場所」「サービス」「食事」など、微妙なところで少しずつランクが上がっている。何だかよくわからない…という人は「4万も出したのに!」と文句を言いたくなる可能性もあるので、3万円以下の方が安い分マシかも。
  • 5万円~10万以下
    • ある程度、満足いくサービスが受けられるのはこのあたりか。ただし、無理して払う金額ではないので、理由か余裕がある場合に選んでみたい。
  • 10万以上
    • 高級ホテルであることが多いが、「場所代」「繫忙期代」などで価格が吊り上がっている可能性も多いので注意。周囲の他のホテルとも比較してみよう。

ホテルのランクについて知っておく

ちなみに、上記の区分は、このサイトの書き手が実際にホテルを探す中で導き出した結論で、単なる「主観」です。
ホテルのランクについては諸説あるようで、いわゆる「星」で分けると、以下のような格付けが一般的なようです。

ちなみに、矢印の後ろの文章は私の主観。
金額についても諸説ありますが、東京のラグジュアリーホテルの宿泊平均価格は12万円~とのこと。概ね私の「主観」に近いようです。

宿泊費の相場をざっくり見る

旅行先のざっくりとした宿泊事情を知るには、Google Mapが便利です。
Google mapで宿泊したい地域を選びます(少し広い範囲がよい)。そして、「ホテル」「旅館」などと入力すると、そのあたりの宿泊施設が沢山表示されます。

ただし、これは「おおざっぱ」な情報なので、あくまでビッグデータのようなものとして、ホテルの情報を押さえるに留めます。
「1万円」と表示されていても、日にち、部屋のタイプなどによって、実際には1万5千円だったりすることもあります。
Google Mapをざっと見て、「何かよさそう」と思ったホテルをとりあえずいくつかメモしておきます。

よく利用するサイトでホテルを探す

Google Mapを利用する

Google Mapには沢山のホテルがうじゃうじゃと表示されますが、そのすべてのホテルを調べ尽くすことは難しいでしょう。
そこで、よく利用するサイトがあれば、そこで検索してみます

例えば、楽天トラベルで「日付」と「場所」を入れると、その条件にあったホテルがずらりと並びます。
とはいえ、これでもまだ数が多すぎて絞るのは難しいですね。
喫煙か禁煙か、ホテルはリゾート風かシティホテルか、などと細かい条件を入れて検索することもできますが、まだ決まっていないとか、どっちでもよいといった場合もあります。

ただし、金額に関しては概ね実際に近い金額が表示されるので、金額で絞っていくのは難しくないでしょう。
また「何となくのイメージ」もわかりやすいので、ここでも気になったホテルをいくつかメモしておきます

場所(ロケーション)

場所は、全体の旅程から決めます。
宿から次の目的地までアクセスが良い場所がよいのか、それとものんびり旅なので場所はそんなに気にしないのか。
まだ場所まで決められないという場合は保留で。

食事

ホテルに泊まる際の食事はどうするか、これはとても大事。
食事がついていない場合、近隣の飲食店またはホテル内のレストランなどで食事をとることになります。近隣のコンビニで何か買ってホテルで食べるか、なんて気軽に考えていたら、田舎のホテルではコンビニすらないこともあるので、ホテルにレストランがない場合は必ず調べます。

ホテルにレストランがあっても、自分が食べたいものではなかったり、予算が合わなかったりすることもあるので必ずチェック。

そして、重視すべきなのは、食事つきプランの場合
例えば私の場合、うなぎやアナゴが苦手なので、これらをメインにしたお料理が提供されていたら即座に却下します。また、お肉多めがよいか、その土地の海産物が食べたいか、など、食事に関しては好みが分かれるところ。

予算も場所も曖昧な場合、料理の内容から決めるのも手です。
ホテルの公式サイト、またはポータルサイトで食事内容内容を確認します。

施設、設備

これも好みが分かれるところ。
現代風で新しい施設ではないと落ち着かない人もいれば、多少隙間風が吹いたりタイルがカビていたとしても、古臭い感じが好きだという人も。
設備はかなり満足感を左右しやすいので、自分のこだわりをはっきりさせておいた方が良いと思います。

ホテルがきれい、老朽化などの情報は、ある程度口コミからわかりますが、この辺は人によって感じ方が変わるので、鵜呑みにしない方がベター。

また、館内施設やアメニティ充実していても、自分が使わなければあまり意味がないし、これらは「なくても何とかなる」ので、ホテルを最優先にする旅以外は気にしなくてよいでしょう。

その他

接客

接客については、実際に行ってみないとわからないことも。また、人によって感じ方が大きく異なる部分でもあります。
たまたまある人が担当した人が良かった、悪かったとか、宿泊客に問題があるのにスタッフのせいにしていることなども本当に沢山あるので、口コミなどは「参考程度」にした方がベター。

窓からの景色

窓からの景色が素晴らしいと、それだけでテンションが上がります!
…が、日中の部屋での滞在時間が短いとか、スマホやテレビ、読書、昼寝などを楽しみたい人であれば、それほど気にする必要もないことも。
景色が悪い部屋ではちゃんとカーテンも用意されています。